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この度、儚くも美しい本作の世界を作り上げる舞台裏を収めた【特別映像】を解禁!
さらに、井上芳雄さん、小島秀夫さんなど、劇場公開に先駆け本作を鑑賞した著名人より絶賛コメントも到着!

主要キャストたちや監督らが登場し、本作の舞台裏を紐解いた特別映像。かつてエドモン・ロスタンが世に送り出した戯曲で、三角関係の純愛を描いた「シラノ・ド・ベルジュラック」。世代を超えて語り継がれている稀代の名作を、本作の脚本でもあるエリカ・シュミットが全く新しい設定でミュージカル化した舞台を鑑賞したジョー・ライト監督は「愛されるに値する想いとは何かを描いたストーリーに心を打たれた。」と当時の心情を明かしています。また自身の外見に自信が持ててない主人公・シラノがロクサーヌへの恋心を忍ばせながらも、彼女が恋をしている青年クリスチャンに代わって恋文を代筆するストーリーについて「現代でも同じことが起きている。シラノは虚構に逃げ、別人になりすます。」と、シラノを演じたピーター・ディンクレイジはSNSが主流となっている現代にも通ずる部分であることを言及しており、クリスチャンを演じたケルヴィン・ハリソン・Jr.も「本当の気持ちを伝えられない不器用さは、現代人と同じだ。」とコメントしています。
そして音楽には、エリカ・シュミットの舞台から引き続き、グラミー賞を獲得した経験も持つザ・ナショナルが担当しており、現代的でより一体感を与えた楽曲にエリカ・シュミットも「音楽が作品の鼓動となり歌詞が豊かさを与えている。美しいわ。」と称賛しています。最後、監督は「見終えた後、愛する人に愛を伝えようと思ってもらえたら本望だ。」と締めくくり、シラノ・ロクサーヌ・クリスチャンの3人が織りなす愛の行く末が新設定ではどのように描かれるのか益々想像を煽り立てられる映像となっています。

さらに、劇場公開に先駆けて本作を鑑賞した井上芳雄さん、小島秀夫さんなど、著名な方々から絶賛コメントも到着しており、さらに期待が高まります!壮大なスケールで再構築された”色褪せない純愛物語”の映画『シラノ』を、ぜひ劇場にてご体感ください!


▼著名人コメント一覧 ※敬称略

■井上芳雄(俳優)
みんなシラノであり、クリスチャンであり、ロクサーヌ。
人間関係の心の動きだけではなく、 戦争でそれぞれの人生が翻弄されてしまうという、
今に通じる世界の状況をしっかり描いている。
この作品は僕たちが生きている世界の全部が詰まった物語だと思います。

■小島秀夫(ゲームクリエイター)
コロナ渦の今、ピュアなラブロマンスは能天気なものと映るだろうか。THE NATIONALのデスナー兄弟が音楽を担当し、文芸作を映像化して来たジョー・ライトが監督する本作。
誰もがYouTubeやTikTokで自身を吐露出来るこの時代に、あえて“ミュージカル”という求愛装置を使い、【ハート】を謳いあげる。
恋文が綴る三角関係は、四角いSNS世界にいる僕らの壊れかけた【ハート】を繋いでくれる。誰かを愛したことがあるか、狂おしいほど。

■シトウレイ(ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト)
優しく切ない物語も、伸びやかな歌声も煌めくような美しいダンスも、キャストの演技も全てがすべて素晴らしいのだけど、
とりわけ衣装とヘアメイクが最高でした!
リアリティとファンタジーを併せ持つファッションに終始目が釘付けになってました。

■山崎まどか(コラムニスト)
ハードボイルドな魅力と哀愁を併せ持つピーター・ディングレイジ、最高のシラノでは。
ザ・ナショナルのデスナー兄弟の曲が彼の渋い声にこれ以上ないほど合っている!

■よしひろまさみち(映画ライター)
シンプルな愛の歌に彩られた、超ド直球のロマンティック・ミュージカル。
オリジナルの名戯曲を、さらに甘くしたストーリーの上に、冒頭シーンからカラフルなドレスの山に爆アゲ。目にも心にも潤い与えてくれる。

■宇野維正(映画ジャーナリスト)
古典を現代風にアレンジするのではなく、古典に現代の魂と精神を吹き込むこと。
『ゲーム・オブ・スローンズ』の看板スター、ピーター・ディンクレイジ一世一代の名演が刻まれた『シラノ』はそれを奇跡的なレベルで実現させている。