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大学生お悩み相談イベント レポート

1月14日(金)、永瀬 廉さん(King & Prince)と池田エライザさんが現役大学生の前にサプライズ登壇する『真夜中乙女戦争』公開直前イベントが行われました。

会場には現役大学生30名が参加し、劇中大学生の主人公“私”も悩みを抱えていたことから、直接悩み相談を受け付けるイベントを実施。サプライズで“私”を演じる永瀬 廉さん(King & Prince)“先輩”を演じる池田エライザさんが登場し、進路や就職、恋愛関係、友人関係などの様々な悩みに直接答えました。上映後、はじめに何も知らない学生たちの前に、劇中で“黒服”役を演じる柄本 佑さんからのビデオメッセージが流れました。

≪“黒服”からのビデオメッセージ≫
皆さんこんにちは。『真夜中乙女戦争』で黒服を演じました柄本佑です。皆さんは今、映画を観終わったばかりという事でいかがだったでしょうか?これから相談コーナーが始まるということなのですが、司会の方が回答を読むだけだと面白くないので、会場でリアルに答えてくれる相談員を、わたくし“黒服”が呼んでおきました。準備はできてるか?早速、登場していただきましょう。“私”役の永瀬廉さんと、“先輩”役の池田エライザさんです。

そして、“黒服”の呼び込みにより、派遣された主人公“私”を演じる永瀬さん、“先輩”を演じる池田さんが登場。サプライズに大学生たちは騒然としながらも、大きな拍手で迎えられました。喜ぶ学生たちの前でリアルお悩み相談を生で答えることになり、永瀬さんは「相談を受ける事はあまりないかもしれないです!同じメンバーの(髙橋)海人くらいですが、年もとってきたので自己完結するタイプかもしれません。」とコメントし、池田さんは「こうして足を運んで作品に愛をかけてくださっているのが幸せです。相談は比較的される方かもしれません。家具などでどっちにしようと聞かれることが多いです(笑)」と明かしました。

一つ目の質問は、彼⽒が出来ずに友情⽌まりの関係しか築けないとの悩みで、どんな⾏動を起こしたら⼥の⼦として⾒てくれるのか切実な質問が…。永瀬さん「2人で会う時に、気になっている方をじっと見つめてあげてください!“僕に気があるんだ”とわかったら、女性として意識すると思います。あとは例えば料理だったり、人として尊敬する部分を作るとプラスで効果が働くのではと思います!」と回答しました。女性視点で尋ねられた池田さんは「自分のために可愛くなるように頑張った方が異性に素敵だなと思っていただけるのではないかなと思います!だから料理できなくても良い!」と回答。すかさずに「別に料理とは言ってない!」と永瀬さんがつっこみ、開始早々意見がぶつかる事態に。

そして、“私”のようにやりたいことが⾒つからず悩んでいる方から、今のお仕事を続けてよかったと思えたのはいつ頃か尋ねられると、永瀬さん「僕自身も事務所に入って人前に立つのも嫌でやる気がなかったです。それでも、ジャニー喜多川さんが前の方に立ち位置を置いてくださって。入って3年くらいで仕事が楽しくなってきた気がします。」と過去を振り返り、「やりたいことがわからないのは普通。わからないけれどやってみるで良いと思います!自分が一番楽しむことに重きを置くのが大切。」とアドバイス。池田さんは「子供の頃、皆が遊んでいる時間に図鑑を読んでいる人間で、コミュニケーション取れないことに悩んでいました。一度、習うとしたら何が良いかとか、自分が今好きになれそうなものを考えてみると良いかなと思います。まずは軽めの趣味探しをしてみると、自分の良いところが見つかると思います。」と学生たちへエールを送りました。

⼈前で話すことが苦⼿という悩みを持った方には、事前に答えた柄本さんから「自分の呼吸と自分のリズムで話すのが良いです。自分の“耳”でまわりの音を聞くと、焦ることなく自分の言葉が出てくるので、ゆっくり話すと良いです。焦る必要はなし!」という回答が伝えられました。永瀬さんは「僕も初めはどうしたらいいのか悩んでいました。リラックスする方法もどれも効かず、結局は慣れるしかないと思います。ずっとやっていかなければならないんだと思ったら、緊張しなくなりました。」と答え、池田さんは「皆さんのおっしゃる通り。私は現在進行形で人と話すのが得意でないんです。諦めが肝心(笑)!」とそれぞれ自身の経験を踏まえてコメントしました。

中には、好きな子がいて振られたものの諦めきれず、相手の恋も成就しなかったため、もう一度頑張るべきか、次の恋を探すべきかとのリアルすぎる恋愛相談も。柄本さんは「これはワンチャン!砕けたとしても頑張らなかったことへの後悔があると思います。ぜひともアタックしてみてください!」とコメントしており、柄本さんに続いて永瀬さんも「いけいけー!」と猛プッシュ。実はオンライン授業の体制もあり直接話したのは1回だけで、質問者がこれ以上相手を困らせたくないとの思いも明かされると、「数人で遊んでみて、改めて好きって思ったら、2人で遊びに行く。会う回数を増やして2人で会うことを目標にすると良いかもです!勇気を出してみたら良いと思います!」と永瀬さん。池田さんは甘酸っぱい質問に「見守りたい~!」と興奮しながらも「恋しているのが楽しいなら、思ったままでも良いかなと思う。ただ、恋っていろんなことが盲目になるので、冷静に対処したらよいのではないかなと思います!」と回答し、永瀬さんと共に「あまじょっぺー」と叫びました。

ラストの質問は、青春時代の足掻きはその後に人生でどう生かされていくかと尋ねられると、永瀬さんは「傷ついたりすることが多々ありますが、今後の人生において人間味が増すと思います。失敗の経験をしたからこそ、踏ん張ることができる。若いうちにいっぱい失敗して、どんどん足掻くべきだと思います!」と答え、池田さんは「今の自分がいるのは、周りの方のおかげもあるけれど、挫折をしないでいてくれた過去の自分のおかげで今がある。過去に立ち返る時間が自分にとって大切なものになると思います。」とそれぞれコメントしました。

最後に、池田さんは「今この時代に、直接ありがとうございますって言う機会って少なくて、こうして参加してくださって嬉しいです。人生つまらないって時は、こうして参加してくださると嬉しいです。有意義な時間でした。」とコメントし、永瀬さんは「大学生とかは特有の悩みを抱えて、繊細な時期だと思います。この作品でも“絶望は光になる”というメッセージがありますが、悩んでいる自分を超えるとなりたい自分に一歩近づけると思います。Fさんの世界観の中で描かれている、そういうメッセージが伝われば良いなと思います。」と想いを込めてイベントは幕を閉じました。

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