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1/29:映画『真夜中乙女戦争』舞台挨拶イベントレポート

公開から1週間経ち、キャスト・監督を迎え大ヒット御礼舞台挨拶を実施しました!イベントには、永瀬 廉さん(King & Prince)、池田エライザさん、二宮健監督、そしてサプライズゲストとして猫のビーツが登場。当日は劇中に登場する“黒服”率いる“TEAM常連”の日ということで、キャスト・監督も黒の衣装に身を包み、観客も黒のドレスコードで来場。イベント中、永瀬さんが衣装の上に着たタキシードと下のバスケットパンツのギャップを見せて会場から笑いを誘ったり、King & Princeメンバーの岸さんからの着信で電話が鳴るハプニングもあり、リモート登場ならではの賑やかなイベントとなりました。 ※永瀬さんはリモートにて参加

すでにご覧になった方々より様々な反応を受けており、「終始最悪だけど最高だった。何度も観たい」「観終わった後、抱いた感情を表す言葉が見つからない」「美しくてかっこよくて、そしてとても儚くて、涙が止まらなかった」「予想外の“最悪のハッピーエンド”で余韻が凄かったです。友人と見終わったあとに誰とも話したことのないような会話をして新鮮でした」などの熱い感想が届いていることが伝えられると、永瀬さんは「この作品を理解して、楽しもうとしてくださっているのが嬉しいです」と喜び、池田さんは「どんな気持ちになっても、たとえ胸糞悪いとしても、そう思えることが幸せである作品なんだと思います」とコメント。監督は「皆さんいろんな解釈をしてくださっていて、日々感想が届いています。個性豊かな十人十色の解釈を聞けるのが幸せです」と感慨深く、感謝を述べました。

そして、原作者・Fさんよりメッセージが届いており、MCより代読されました。
<メッセージ>
「監督、キャストの皆様。ご観覧の皆様。大ヒットありがとうございます。私も次にこの映画を見れば、第六次真夜中乙女戦争となります。重ねて感謝申し上げます。二度目以降の鑑賞でやっと私が分かりましたのは、劇中何度か流れる不協和音のようなオーケストラのチューニング音の意味。後半に出てくる、蓮の花の意味。時計のドアップが極めて重要なシーンで、繰り返されている事です。そして二度目以降でさらに沁み入りましたのは、池田エライザさん演じる先輩の極めて細かい「躊躇いの目の動き」、柄本佑さん演じる黒服の異常すぎる主人公への愛。永瀬廉さんが演じる傷だらけの主人公は何度見ても美しく、愛おしく思います。悪戯好きな監督は他にも様々な仕掛けをこの映画に盛り込みました。是非その点も楽しんでくださいましたら幸いです。」

原作者のFさんからのメッセージを受け、永瀬さんは「実は現場でお会いした時、Fさんがボケて僕がツッコんだりしていたんです。なので、改めてこうして嬉しいメッセージをいただくと照れてしまいます」と明かし、「現場の“先輩”のノートに予定や葛藤がぎっしり書いてあって素晴らしかったです。Fさんの原作の描写の細かさがあったからこそだと思います。」と池田さん。監督は「僕なりにいろんなフックを仕込んでいたので、咀嚼していただけて嬉しいです。良く聞くのは、1回目はよくわからなかったけれど、5回目で泣いたとの声もいただきました。」と、それぞれ感謝のメッセージを送りました。

そして、もう一度見返す方々に向けて、永瀬さんは「Fさんがコメントしてくださっているような誰かが気づいた点を意識してほしい」とおすすめし、池田さんは「パンフレットに挿入歌「Misty」の歌詞のFさん意訳が載っているので、それを読んでもう一度観ていただきたいです。ミュージックバーのシーンで“先輩”が何を伝えたかったのかわかると思います」、監督はFさんのメッセージでも触れられていた音響について、「音響ミキサーの野村さんが従来の邦画とは違う作り方をしているので、ぜひ音にも耳を澄まして観てほしいです」と何度も楽しめる見どころを語ると2月1日より『真夜中乙女戦争』のコメンタリー上映の実施が決定したことが発表されました。永瀬さん、池田さん、柄本さん、監督による作品の裏話などの解説が聞ける内容となっており、それぞれからオススメポイントを力説。永瀬さんは「監督がMCで回してくださって最高でした。一番楽しそうに監督が話していた(笑)監督がより本作を楽しめるヒントを話してくださっているので、ぜひ体験して欲しいです!」、池田さんは「収録しながら見入ってしまう時があって…監督が沈黙を作らないように頑張っている空気も楽しんで欲しいです(笑)」、監督は「これを聞いたら、この作品の印象がガラッと変わると思います!」と、それぞれアピールしました。

さらに 本日は“TEAM常連”の日ということで、スペシャルゲストとして “TEAM常連”のシンボル、猫のビーツが登場。

撮影現場では癒しの存在だったビーツに画面越しで再会した永瀬さんは「会場で会いたかったです」と悔やみつつも、変わらぬ可愛さに笑顔をみせ、「抱きしめても嫌がらなくて、本当に慣れていてちゃんと俳優でした」と撮影を振り返り、役者顔負けの演技を称賛。今日が初対面となった池田さんは「家で飼っている猫と人相が似ています!おとなしい…!」と、猫好きともあって終始笑顔を見せていました。

最後の挨拶では、監督は「上映している間に、どんどんもっと体感していただけると嬉しいです」、池田さんは「たくさんの感想をいただいていて、前向きな気持ちになれたというコメントで溢れています。その言葉に希望をいただいていて、この作品が素敵な連鎖を生み出しているんだと感じています。何度でもご覧になって下さい」とコメント。

そして、永瀬さんは「観てくださった方々の感想をいただくと、その感想こそがキャスト・スタッフにとって希望にもなっています。皆さんもこの映画から希望を見出していただけたらと思います」と熱い想いを込めて、イベントを締めくくりました。

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