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日本の公開に先駆け、7月23日(金)より全米でついに公開した『オールド』。

7月23日(金)~7月25日(日)の週末3日間で1,651万ドル(日本円=約18億2270万円)を稼ぎ、初登場No.1のスタートを切りました。

(※数字は7月26日付け、Box Office Mojo調べ)。

この全米公開に合わせプレミアイベントが開催され、本作のメガホンをとったM.ナイト・シャマラン監督ほか、ビーチに訪れる一家の父親役を演じた主演のガエル・ガルシア・ベルナル、アレックス・ウルフ、エリザ・スカンレン、トーマシン・マッケンジーらが、物語の舞台となるビーチをイメージした砂が敷き詰められた“サンドカーペット”に登場しました。

砂の“レッドカーペット”について「素晴らしい!」と笑みを見せ、「このような機会でプレミアを開催出来るのは素晴らしいことだよ。僕自身はよく劇場に足を運んでいるんだ。メキシコでは劇場が営業しているからね」と、劇場が再開し、多くの人が本作を劇場で観てくれる事に期待を寄せたガエル。また、シャマラン監督作品でのお気に入りポイントについて問われると、「監督は真の映画人そのものだ。物事へのアプローチ、映画に関する知識や言語を自由自在に操ることが出来る。多くの試みをしてそれを随所に活かしている。創造力に満ちた雰囲気づくり、世界観を現場にもたらす方法を知っている。リスクも伴うけどリスクを冒してチャレンジしていかないと良いものは生まれないと思う」と魅力を明かしました。

シャマラン監督もまた「このプレミアの開催日を選んだ時はまだコロナ禍で、上手く行くことを願っていたよ」と、プレミアを無事に開催することができたことに安堵の表情を見せながら、「劇場での映画鑑賞が最高のアートである理由は、1つの空間で観客同士が影響しあうなどたくさんある。1人で映画鑑賞、読書をしても自分自身の世界観や感想しか生み出さないが、500人以上の見知らぬ人と鑑賞することで色々な視点を共有することが出来る。集団の世界観は素晴らしく、13歳の少女だって50歳の男性に影響を与える。例えば少女が何かに笑っていたら男性は笑うところなのか?と考え始める。反対に男性は13歳では考えが及ばない深い何かのヒントに繋がる考えに辿り着くかもしれない。皆が互いに影響し合う。こうやって集まれるということは素晴らしいことだ。」と、劇場体験がもたらす素晴らしさについて語りました。

コロナ禍でオーディションを実施し撮影を行い、1800万ドルもの製作費を監督自らが出資するほど肝いりの本作。実は本作のアイディアは、シャマラン監督の娘たちが父の日にプレゼントしてくれた“サンド・キャッスル”というグラフィックノベルが原案になっているとのこと。期待が高まるシャマラン監督の最新作にご期待下さい!

本作の舞台となるビーチに、若い女性と思われる日焼けした健康的な右手と右足、そして、その反対側には年老いたことを感じさせる皺が刻み込まれた左腕と骨がむき出しとなっている左足が写し出されている本ビジュアル。

バカンスに出かけ、美しい眺望が広がる秘境のビーチで各々に楽しむも、自分たちがなぜか急速に老け込んでいる事に気づき、脱出不可能な状況でパニックに陥ってしまうある家族の姿を描く『オールド』。「そのビーチでは、一生が一日で終わる。」というキャッチコピーが表すように、異常な速さで進んでいく“時間”を象徴したビジュアルとなっています。

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